2012年6月26日火曜日

IEEE802.15.4とIEEE802.11b/gの周波帯域一覧

今日は、無線の周波帯について調べてみました。
というのも、私が使っているIEEE802.15.4という家電ネットワーク用の無線規格が、同じ2.4GHz帯にあるIEEE802.11b/gと被らないようにしないといけないからです。


XBee

物理層: IEEE802.15.4
チャネルの占有帯域: 2MHz
隣のチャネルとの間隔: 5MHz
チャネル数: 16
11ch 2.404 ~ 2.406 GHz
12ch 2.409 ~ 2.411 GHz
13ch 2.414 ~ 2.416 GHz
14ch 2.419 ~ 2.421 GHz
15ch 2.424 ~ 2.426 GHz
16ch 2.429 ~ 2.431 GHz
17ch 2.434 ~ 2.436 GHz
18ch 2.439 ~ 2.441 GHz
19ch 2.444 ~ 2.446 GHz
20ch 2.449 ~ 2.451 GHz
21ch 2.454 ~ 2.456 GHz
22ch 2.459 ~ 2.461 GHz
23ch 2.464 ~ 2.466 GHz
24ch 2.469 ~ 2.471 GHz
25ch 2.474 ~ 2.476 GHz
26ch 2.479 ~ 2.481 GHz


無線LAN

物理層: IEEE802.11b/g
チャネルの占有帯域: 22MHz
隣のチャネルとの間隔: 5MHz
チャネル数: 14
1ch 2.401 ~ 2.423 GHz
2ch 2.406 ~ 2.428 GHz
3ch 2.411 ~ 2.433 GHz
4ch 2.416 ~ 2.438 GHz
5ch 2.421 ~ 2.443 GHz
6ch 2.426 ~ 2.448 GHz
7ch 2.431 ~ 2.453 GHz
8ch 2.436 ~ 2.458 GHz
9ch 2.441 ~ 2.463 GHz
10ch 2.446 ~ 2.468 GHz
11ch 2.451 ~ 2.473 GHz
12ch 2.456 ~ 2.478 GHz
13ch 2.461 ~ 2.483 GHz
14ch 2.473 ~ 2.495 GHz


無線LANは、全部で14チャネルありますが、1つのチャネルで22MHz占有するのに対して、隣のチャネルとの間隔が5MHzしかないため、5チャネル飛ばしで設定するのが基本です。(設定例)1ch、6ch、11ch、14ch つまり、同時に使用できるのは、4チャネルだけです。

上記の表で比べれば、XBeeにどのチャネルを割り当てるべきか一目瞭然ですね!

2012年6月25日月曜日

なぜVPN経由でWindowsファイルサーバにアクセスすると遅いのか

インターネットVPN経由でWindowsファイルサーバーにアクセスすると、極端に表示速度が落ちてしまいますが、これは、CIFSプロトコルの仕様が原因です。レイテンシが3msを超えると、急激に不安定になってしまいます。

ここでは、低コスト(といっても、他の選択肢に比べれば、という意味)で実行できる解決策を2つご紹介します。

1. 全てのWindows OSをVista/7/2008にアップグレードする

Vista以降のWindowsでは、SMBが2.0にバージョンアップされているため、30%程のパフォーマンス改善が期待できます。更に、2008 R2からは、SMB 2.1となり、7との通信において、最適化が行われています。 導入されているクライアントOSが、比較的新しいものが多い場合には、有力な選択肢となるでしょう。


2. RemoteAppの導入

クラサバアプリのパフォーマンスを改善したい場合には、特定のアプリケーションウィンドウのみリモートで開けるRemoteAppがオススメです。導入には、Windows 2008以降のサーバーOSと、TSライセンス(1ライセンス数千円程度)が必要となります。


この他、シンクライアントやWAN高速化装置を導入するという選択肢もありますが、大企業以外では、予算的に厳しいので、あまりおすすめできません。

2012年6月23日土曜日

Bluetoothの通信方式って?

Bluetoothでは、2.4GHz帯(2.402~2.480GHz)を1MHzごと、79個ののチャネルに分け、1秒間に1,600回のチャネル切替を行いながら通信を行う周波数ホッピングという方式を採用しています。これにより、干渉する周波数を発生する機器が近くにあっても、極力影響を受けないようにすることができるのです。

これに加え、Bluetoothバージョン1.2からは、干渉が起きた周波帯を避けてホッピングする機能が盛り込まれ、ユーザーはほとんど干渉の心肺をする必要がなくなりました。

しかし、その代わりといっては何ですが、チャネル切り替えにかかる処理の都合上、高速通信を行うのが難しいというデメリットも存在します。

Bluetooth賢いですね〜。

2012年6月20日水曜日

UbuntuでUSBメモリのベンチマーク

今日は、UbuntuでUSBメモリのベンチマークを行う方法について。



環境
・Ubuntu 10.04 Desktop 64bit
・三菱化学メディア USBE8GVZ(USBメモリ)

ベンチマークには、Ubuntuに標準でインストールされているhdparmを用います。
-tオプションを付けると、ハードディスクのパフォーマンステストを行うことができます。

$ sudo hdparm -t /dev/sdf
/dev/sdf:
 Timing buffered disk reads:   86 MB in  3.01 seconds =  28.59 MB/sec

2012年6月19日火曜日

公表値よりも精密なiPhone/iPadシリーズ バッテリー容量まとめ

今までのiPhone/iPadシリーズのバッテリー容量を、分解パーツの写真を元に、精密に計算してみました。



iPhone 3G

3Gだけ、バッテリー容量が記載されていないので、計算のしようがありません。。
iFixitによると、1,150mAhらしいです。



iPhone 3GS

4.51Wh ÷ 3.7V = 1,218mAh



iPhone4

5.25Wh ÷ 3.7V = 1,419mAh



iPhone4S

5.3Wh ÷ 3.7V = 1,432mAh



iPad

24.8Wh ÷ 3.75V = 6,613mAh



iPad2

25Wh ÷ 3.8V = 6,579mAh



iPad3

14.60Wh ÷ 3.78V = 3,862mAh

これが3つ搭載されているので、

3,862mAh x 3 = 11,586mAh

となります。

2012年6月18日月曜日


今日は、リモートメンテのために、UbuntuへVNCサーバをインストールしました。

試したのは、UbuntuからUbuntuへのVNC接続です。


環境

・Ubuntu 10.04 Desktop 64bit(接続元/接続先双方)


サーバ側のインストールは、下記ページの手順通りに行います。

Ubuntu 10.04 LTSにvnc4serverをインストール » sa-sa-ki.jpのblog


Ubuntuから接続する場合は、【アプリケーション】=>【インターネット】=>【リモートデスクトップビューワ】を起動します。

まずは、【接続】をクリック。
















【プロトコル】を【VNC】に変更し、ホスト名に【接続先のIPアドレス:番号】を入力して、【接続】をクリック。


















これで、設定完了です。