2010年12月18日土曜日

Ubuntuでディスクを完全消去する方法

HDDやUSBメモリを破棄したり、譲渡したりする場合は、データを完全に消去しなければなりません。
Linuxには、そのためのshredというコマンドが用意されています。


環境
・Ubuntu 10.10 Desktop 64bit


まずは、fdiskで、消去したいデバイスを調べます。
$ sudo fdisk -l

ディスク /dev/sda: 128.0 GB, 128035676160 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 15566
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
Disk identifier: 0x00031378

デバイス ブート     始点        終点    ブロック   Id システム
/dev/sda1   *           1       14928   119909128+  83  Linux
/dev/sda2           14929       15566     5124735    5  拡張領域
/dev/sda5           14929       15566     5124703+  82  Linux スワップ / Solaris

ディスク /dev/sdf: 32 MB, 32768000 バイト
ヘッド 2, セクタ 32, シリンダ 1000
Units = シリンダ数 of 64 * 512 = 32768 バイト
Disk identifier: 0xe4cb8593

デバイス ブート     始点        終点    ブロック   Id システム
/dev/sdf1   *           1         999       31952    4  FAT16 <32M


今回は、32MBのUSBメモリを消去してみます。


下記のコマンドで、ランダムデータの書き込みを4回行います。
$ sudo shred -n 4 -v /dev/sdf1


万全を期す場合は、-zオプションを使います。ただし、すごく時間かかります。
$ sudo shred -z -v /dev/sdf1

今回使ったオプション
-n・・・ランダム書き込みを行う回数
-v・・・進捗状況の表示
-z・・・ランダム書き込みを25回行い、最後に0を書き込む

2010年12月15日水曜日

Ubuntu 10.10 64bitにOpenNIをインストール

ようやくkinectに触れる時間ができたので、話題のOpenNIを入れてみました。



環境
・Ubuntu 10.10 Desktop 64bit


ほとんどの手順は、下記ページの通り。
TK's HP - Linux Ubuntu 10.04でOpenNIを使ってKinectを動かしてみる
NITEは、64bit用のものをインストール。


OpenNI/Samples/Bin/Releaseと、NITE/Samples/Binに入っているサンプルを実行して、動作確認を行います。




















OpenNIのサンプルは動作するものの、NITEのサンプルは、ほとんど動きません・・・Ubuntuだから?64bitだから?
正式版が出たら、もう一度トライしてみたいと思います。